バリアフリー檜風呂完成

今日も外は小雪の舞う冬らしい日です。
お客いさんもなく、こんな日が続くと、
ボイラーやふろの循環が凍ってしまいます。
昨年はひどい目にあいました。
そこで今日は休みにしているのですが、浴槽に
水を張り、循環だけさせています。

そのお風呂ですが、男性のほうを大改造しまして、
国産ヒノキの浴槽にしました。
もちろんバリアフリー、
今風に言えばユニバーサルデザイン。
工事の様子をご覧ください。


まず初めは窓を外して
既存の浴槽を撤去するところから・・・。
ほこりもすごいです。



壁の中の間柱はすっかり蟻に食べられてしまっていました。

まずは壁の補修から



下地を作ります



この間に排水溝を取り付け



他で仮組してきた浴槽を設置




タイルも張ります



この後カランや鏡、タイルの補修、コーキングをして完成。
この間約一か月。
新築と違って手間がかかります。


完成はこちら
浴槽の側面は樹齢250年以上の国産檜の一枚板
それ以外の、壁、ふた、底板などは青森ヒバ、これも
樹齢250年以上だそうです。




釘を使わない匠の技です



画像ではよくわからないですが、
脱衣場からの段差は1センチ程度



浴槽の高さは40ｃｍ。
手すりの位置や浴槽の高さについては
「ふくしまバリアフリーツアーセンター」の方に来ていただき、助言を受け設置しました。



中には踏み込み兼、ベンチにもなっています。



カランもワンタッチ式に一部取り替え、
扱いやすい高さです。


浴室入り口付近の柱も削っちゃいました。



車いすの出入りも少し楽になります。

希望により、
男女の入れ替え、貸切利用もしています。


気合の入ったATOMAの檜風呂ぜひ入りに来てください。